佐渡裕×ベルリン・ドイツ交響楽団日本ツアー2011に行ってきました

投稿者: itogen
10月 23 2011 年

ダニエル・ハーディング×新日本フィルのマーラー5番チャリティコンサートに行ってきました(2)

で書いた、佐渡裕×ベルリン・ドイツ交響楽団日本ツアー2011に行ってきました。

NHKホール
R・シュトラウス「ドン・ファン」
ラフマニノフ「パガニーニの主題によるラプソディ」
ベートーヴェン7番

 

NHKホールには原宿から歩いていきました。

原宿で降りるのは久しぶりだったのですが、

山手線内で見かけてその姿格好から

「この人たちもきっと原宿で降りるんだろうなあ」

と思った人たちはやっぱり全員原宿で降りました。

そういう意味では昔からかわりませんね。

何となく嬉しかったです。

 

全部好きな曲で好きな指揮者だったので

とても楽しめることは最初から分かっていたのですが、

自分の予想以上に楽しめました。行ってよかったです。

 

席は客席からステージを見て左側、つまり下手でした。

下手の前から11番目の席だったので、

ピアノの鍵盤上で踊るエフゲニ・ボジャノフの指が見えるし

佐渡さんの息遣いが聞こえるしで最高でした。

というか、エフゲニ・ボジャノフすごすぎ。

上手だし(プロなので当たり前ですけど)、音も粒が丸いというか、弾力性のある感じ?

うまく言えませんがブラボー!

 

ピアノ曲のアンコールはショパンのワルツ第5番「大円舞曲」変イ長調でした。

これも好きな曲で、エフゲニ・ボジャノフすげーって思いながら聴いていたのですが、

終了後に会場に展示されていたのはこれ。

あれ?ショパンのワルツって13番くらいまでしかなかったんじゃ…?

40個以上作ってたっけ…?と混乱しました。

ワルツ第5番「大円舞曲」の作品番号がOp.42なので、それを42番と表記してしまったんですね。

 

ドンファンもラフマニノフもベト7も、

佐渡さんが楽しくノリノリで指揮してるのを見て観客も乗っていけるような

非常に佐渡さんらしい選曲だと感じました。

あと、「好きな指揮者」とか「佐渡さんらしい」とかどや顔で言ってますが

実際に聴きに行ったの2回しかありません(どや顔)。

 

ドンファンもよかったですし、ラフマニノフやベートーベンもかなり緩急をつけたいい演奏でした。

特にベト7の3楽章はこれまで聴いたことがないほどにゆっくりで驚きましたが、

その分ハイスピードで演奏された4楽章がノリノリで、とにかくずっと楽しかったです。

楽団員も楽しそうに演奏していて好印象でした。特にコントラバスとチェロの人たち!

 

ちなみにベト7後のアンコールはブラームスのハンガリー舞曲5番でした。

拍手もスタンディングオベーションもすごかったです。

高かったけど、行ってよかったです。

 

あと、この出費に備えて倹約生活を送ろうとした矢先に事故って12万吹っ飛んだことは

とりあえず思い出さないことにします。

 

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