高校の時にはオーケストラ部でトランペットを吹いていたのですが、先輩から
「トランペットに名前を付けて可愛がれば上手くなる」と指導されて以来、
本当に大切なモノには名前を付けるようになりました。
そんなわけで、先週生まれて初めて買った自分のカメラにも名前を付けました。
今日は夏期講習直前で、唯一使える日曜日です。
どこかいじりやすい所に出かけて、
デジカメ(←名前)で写真を撮ってブログに載せようと思いました。
部屋の片づけとかの話で、
捨てるべきものを決める時には逆に絶対に捨てられないものを考えるといい
とか言いますよね。
ですから、まずは絶対にいじれないところを考えることにしました。
すぐに答えは出ました。皇居です。
・・・あれ?よく考えたらこれまで皇居に行ったことない。行ってみたい・・・
でも絶対にいじれないから面白いものになりようがない・・・と悩んでいたところ、
「あんたはそもそもその生き様そのものがネタみたいなものなんだから
わざわざ面白いものを探さなくてもいいんじゃないの?」
と家族からありがたいアドバイスをいただいたので、皇居に行ってみることにしました!!!!
ああ、もちろん自転車でです。
電車なら東京駅まで片道10分で行けるのですが、
そこをあえて自転車で行くことに意味があります。意味があります。
大切なことなので2回言いました。
梅雨明けの炎天下。かかった時間は朝10時から15時半までの5時間半。
帰宅時にあまりにも日焼けしていたため家族に驚かれました。
特に妹には、「それ日焼けっていうかやけどじゃん。ホント変な顔になってるよ」とか
「明日仕事?そんな顔で仕事なんかできんの?」とか真顔で言われました。
塾生は、明日のまとめテスト(1学期の復習テスト)の時に
見かけた伊東源が黒かったり赤かったりしても、
不用意な一言を放って伊東源を傷つけることのないよう十分注意してください。
あと、スタンダールというあだ名をつけるのもやめてください。
撮った写真は200枚強。しばらくの間は暇を見つけてこの話を書いていこうと思います。
まず出発前にスカイツリーを自宅から。
ものすごくいい天気です。最後にここに寄ろうと思って家を出ました。
今回使った自転車はこちら。
父親の自転車、「父親くん」です。ああ、名づけ親は自分です。
ちなみに母親の自転車には「赤いの」という名前をつけました。
多分もう二度と乗らないと思います。
さっそく蔵前橋通りを西に向かったところ、幸先よく、こんなものを発見しました。
路上に放置された漬物石です。
ちょっと離れたところから見るとこんな感じ。
写真奥に見えるのが蔵前橋通りです。どうです?
・・・ふふふ。ですよね!!
横網交番の近くまできたので、隅田川についてで紹介した、
蔵前橋付近の隅田川の看板(「安心できる川」)の裏側をチェックしてみました。
予想通り、表裏で書いてある言葉が違っていました。
それにしても「的な」を付けると一気にうさんくさくなるのはどうしてなのでしょうか。
「まちづくりと一体の整備」なら文句はないのですが、
「まちづくりと一体的な?整備?」とか、どうですかぁ?
政治家が国会の答弁とかで「可及的速やかに対処いたします的な?」とか言ったら
確実に次の選挙では落選すると思います。
蔵前橋を渡ってさらに西に進まなければならなかったのですが、
昨日梅雨明けしたからか予想以上に暑く、水辺から離れたくなくなったので、
隅田川沿いを南下しつつ、以前撮った看板の裏側を調べることにしました。
両国国技館とスカイツリー。
水上バス乗り場は浅草などにもあるのですが、ここからも乗ることができます。
水上バスという言葉でわくわくして猫バス的なものを想像した方には申し訳ないのですが
実際にはただの船↓です。
次は「蔵前橋通りについて」で書いた
新大橋付近の「魅力ある川を目指して」を目指してさらに南下。
かなり無理な体勢を強いられつつも、何とか撮影してみました。
こんな柵ぎりぎりにある看板の裏側をチェックする生き物は普通いないので、
表裏で文言を変える工夫をする必要は全くないと思います。
そして、こんなに苦労しているのですから
もっといじりやすく面白い看板にしてほしかったと思います。
撮り終わってふと前をみると、ベンチで人が寝ていました。
2つ上の写真にも写っているように、近くに自転車が止まっていたのですが、
籠がゴミ?で一杯で放置自転車だと思っていたのでとても驚きました。
川辺とはいえすごく暑い中です。
なぜわざわざ自転車でここまで来て…?とか日曜の朝10時半ですよ…?
とか思いましたが、もしかしたら何かの修行中なのかもしれませんし、
自分も全く他人のことは言えないことに気づいたので、そっと立ち去りました。
この近くには他にも面白いものがありました。たとえばこれ。
人はなぜマスクを干すのでしょうか?
しかもそんな、誰のテリトリーだかよくわからないようなところに?
よくわかりませんが、こうして哲学者が生まれることはわかりました。
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